何か私達に出来ることはないのかとたくさんの方たちが、もちろん世界中の人達も共に、日本のことを祈りました。
私も色々なボランティア先でたくさんの日本への温かい言葉をいただき、とても励まされました。
この大きな悲しみの年も終わりに近づき、新年への希望を心よりお祈りしたいと思います。
今年一年を振り返り、今回は夏に行われたRichmond の
Film Arts Festivalのご紹介をしたいと思います。
このFilm Festivalはまだ４年目の小さなFilm Festival ですが、「Film & Arts により民族の相互理解を図る」というカナダらしい目的で始められ、毎年少しずつ有名になってきたRichmond のイベントです。
最初は土地柄香港系の中国の移民の方たちがメインのオーガナイゼーションだったのですが、今では国際色豊かなメンバーで成長しています。
もちろん私たち日本人もボランティアとして参加し、２年前からは幾つかの日系企業のスポンサーも協力していただいてい
ます。日本からはFilmやアニメの製作者や企画者、ミュージシャンなどのゲストも交え、モザイクカナダの一部として日本のカルチャーも大きなイベントのメインエンターテインメントとなっています。
今年は震災の「３１１Project」を講談社からの代表 
がレセプションパーティでスピーチしてくださったり、原発に関する
ドキュメンタリーFilm の上映の際には、NYからミュージシャン兼
ジャーナリストのShingo2がメッセージを送ってくださったり、と
日本の現状を学ぶ良い機会にもなりました。
アニメーターのゲストはとてもシュールな作品を見せて下さり、日本のア二メファンとのQ&Aでも盛り上がりました。
その他バンクーバー在住の日本人アーティストのマイクロスコープアートの上演など、とても盛りだくさんの３日間のイベントでした。
このオーガナイザーのCinevolutionは今年、リッチモンド市からの芸術活動の賞
を与えられ、このイベントの内容の多様さが賞賛されとても印象的でした。
私たちボランティアもこのスタッフと共にイベントの一部となって参加出来、カナダの多国籍文化を学ぶ素晴らしい経験をすることが出来ました。
今後のRichimond Film + Arts Festival の成長と成果をますます楽しみにしています。
このようにカナダにはいろいろな分野のNonprofitのオーガナイゼーションが多数活躍しています。そしてそのような団体を手助けしているのがたくさんのボランティアの皆さんです。
今年もボランティアに参加してくださったたくさんの皆さん、本当にありがとうございました＾＾
新年、皆さんもぜひボランティアに参加して、日常と違った体験をしてみるのはいかがですか？
2012年もJpcanadaではたくさんのボランティアに参加していきたいと思っています。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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