LSC : Sakiさん

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今年の5月末に到着されて、3ヶ月ESLに通い、その後、9月からボランティアプログラムに参加されているSakiさんにお話を伺いました。
Mikiko:Sakiさんの参加されているボランティアプログラムについて教えてください。
Saki:4歳から5歳の子供達のチャイルドケアのプログラムです。1クラス20人程度を、先生1人、非常勤のインターンシップ生1人と、ボランティアの私で担当しています。
私の役割は、子供達の食事サポートや、着替えのお手伝い等が主ですが、一緒に遊びの輪に加わったり、お遊戯に混じったり、子供達が怪我をしないように常に目を配っている必要があります。
子供達と接するには何よりも、エネルギーが必要!で、私自身は怪我が絶えない日が続いてます(笑)

Mikiko:エネルギッシュな日々を過ごされているようですが、このプログラムに参加されてSakiさんが感じていることを教えてください。
Saki:チャイルドケアの経験が全く無かったので、初日は緊張しましたが、2日目には、子供達が名前を呼んでくれてとっても嬉しく自然に溶け込めました。それから、子供達に自分の英語が通じたことに感激しました。ESLでは学ばなかった赤ちゃん語、例えば、My tummy hurts. と言われて、最初は分からず焦ったのですが、あぁお腹か~という発見もありました。
子供達のケアをしていると、自分が4、5歳の時には、こんなことはもうできてたな、いや、これはできてなかったな等、文化の違いというか、世代の違いというか、毎日驚きの連続なんです。

     
Mikiko:印象に残っているエピソードなど教えてください。
Saki:子供達が、時々、先生のことをMommy、Daddyと呼んでしまうことがあるのですが、そんなとき先生は、『Mommy、Daddyではない、私はあなた達の先生。あなた達にはちゃんと素敵なMommy、Daddyがいるんだから間違わないで』と、Teacherと両親との役割分担を子供に教育するんです。
先生は思いっきり子供達を可愛がっているのですが、間違ったことをした時は、それはそれは厳しく叱ります。何が理由で叱っているのかをきちんと説明し正します。あなた達は学ばなければならないと言ってダメなことはきちんと正します。先生がどんなに怖く、厳しく叱っても、子供達と先生は強く結ばれていて、子供達は先生が大好きでいつも駆け寄っていくんです。
私も子供達に遊びをせがまれた時などには、できること、できないことをしっかりはっきり伝えるようにしています。
みんなと一緒になって遊ぶときには、いつも自然と右、左それぞれの手をすぅーとちっちゃな手が握ってくるんです。それはもう可愛くってしょうがない瞬間なんです。
 
あるとき、Momが恋しいと泣き出す子供がいたんです。先生がなだめたんですが全くおさまらず、先生が『お母さんが恋しい人、手を挙げて~』と聞くと、全員が手を挙げたんです。泣いている子をからかったりするような子供は一人とおらず、私も恋しいよ、わかるよって、みんなが一緒になって泣いている子の気持ちをシェアしたこともあるんですよ。日本の子供達とは違うなって感じました。

先生からは、ボランティアはやっぱり不可欠!とSakiさんの仕事振りをみるにつけ口にされることもしばしばとのこと。ご本人の努力もあるかとは思いますが、Sakiさんは、ごく自然に子供達に溶け込んで、心に入り込んだような気がします。
チャイルドケアのKeyは子供たちとの信頼関係をしっかり築くことだと感じました。
Sakiさんにもたくさんの子供達が押し寄せて一緒に遊ぼうとせがんでいる姿が目に浮ぶようです。
子供達と一緒のSakiさんのスナップ写真をお願いしたのですが、子供達の写真撮影はプライバシー保護の観点から禁止されているとのこと。
Sakiさんのバンクーバーでのお友達とのお写真や、ユニークなスナップ写真を紹介します。
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まもなく帰国予定のSakiさん、ボランティア終了後、カナダ東部をまわってからご帰国されるそうです。
日本では、すぐに就活が待っているそうで、英語を活かせるお仕事を希望、チャイルドケアに関連する仕事は希望はあるものの、今の時点ではまだ先のことかも。。。とお考えのご様子。
しばらくしてカナダに戻ってくることも選択肢の一つ。ぜひ、ぜひ、またJPのオフィスに戻ってきて下さいね~。お待ちしてまーす♪
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