【カナダ バンクーバー トロント OSL ILAC 留学 カナダ大使館配布小冊子インタビュー】ワーホリへ行った大きな価値はだんだんと使える英語になったことを実感出来た事 社会人黒田さん
黒田さんのプロフィール
- お名前:黒田 裕弥子(くろだ ゆみこ)
- ワーホリで行った都市名:Vancouver、Toronto
- 学校名:ILAC Vancouver, OSL
- 期間:2017年3月~2018年3月まで
- 滞在方法:ホームステイ、シェアハウステイ
- 授業料を除いた1ヶ月のだいたいの生活費:1,500ドルくらい
- 利用した留学支援団体:Jpcanada留学センター
ワーホリをした理由とカナダを選んだ理由
まず私がカナダへ留学をしようと思ったきっかけは、高校生の時から夢だった海外で生活をするとい
う憧れと自分が一人で異国でどこまでできるか試してみたいと思ったからです。
なぜたくさんある国の中からカナダを留学先に選んだかというと、カナダが移民の国で人種のるつぼと言われているくらいだから一度にたくさんの国の人と関わることができると思ったからです。あとは、私の英語レベルは正直とても低かったので、そんな初心者でも移民の方がたくさんいるから温かく迎えてくれる国だと既にカナダへワーホリをした方から聞いたからです。
日本でどのように情報収集や準備を進めましたか?
インターネットでサイト検索やカナダでワーホリをしている方のブログ等を見ていました。あとはYoutubeやSNSにも多く投稿されているので、それらを見て自分がカナダへ行ったらどんなことができるか、どんなことをしようかをイメージしていました。
学校はどうやって探しましたか?
学校はさまざまな留学エージェントでもらった学校の資料と、私が利用した留学エージェントJpcanadaの担当の方と相談の上決めました。実際に授業を受けてみると、もっとこの学習スタイルの学校の方が自分が求めているものに近いなと分かるようになるので、実際にカナダへ行ってから体験授業をして決めた学校もあります。2校目の学校はカナダで決めました。
学業生活について(授業の形式、試験や課題など)
初めに通った語学学校は、大規模校だったので勉強というよりかは友達をつくりたいと思いで通っていました。この学校は、日本のような机で板書するような学習スタイルでした。日本人は文法の基礎力があるので、クラス分けのテストをすると結構上位のクラスに入る事が多いです。しかし、実際には授業でスピーキング力を求められることも多く、他国の学生は文法が間違っていてもドンドン話していくので、そのことに圧倒されてしまいました。なので自分で積極的にいかないと英語力は伸びないように感じました。授業後にはアクティビティがあり、他のクラスの人とも交流できるので楽しかったです。
より実践的に使える英語を学びたい思い、学校と思い切って都市を変えて、スピーキングに特化したプライベートレッスンに近いとても小さな学校を2つめに選びました。その学校の考え方は街にいるカナダ人が教科書だということで、ひたすら毎日20名以上のネイティブに話しかるというスタイルでした。これは私にとってものすごくハードルが高く、知らない人にそれも英語で急に話しかけなくてはならないので、挫折の繰り返しで泣いたこともありました。しかし、カナダの人は私のつたない英語でもちゃんと話しを聞いて、受け入れてくれてくれるんです。このことは本当に嬉しかったのと、私の英語がだんだんと使える英語になっていることが実感できて、私にとってワーホリへ行った大きな価値へつながったと思います。
住居(寮、フラット、ホームステイなど)はどうやって探しましたか?
ホームステイに関しては、ほとんど留学エージェントのJpcanadaのスタッフさんにお任せして、自分の要望などにあわせて紹介していただきました。その後の、シェアハウスに関してはVancouverではJpcanadaの掲示板を使用し、Torontoではemaipleというサイトを使用して探していました。
どのような仕事をしましたか?その仕事はどうやって探しましたか?
2つの仕事を経験しました。1つは,Tsujiriという日本でも有名な辻利のToronto2号店のオープニングスタッフとして働きました。こちらは、先程お伝えしたemapleのサイトで探しました。もともと抹茶が好きなのですが、カナダで抹茶テイストのドリンクを飲んだ際に全然味が違いがっかりしました。その矢先、本物の日本の抹茶のお店がカナダでオープンすると知り、これはここで働くしかない思い決めました。日本の抹茶をたくさんのカナダの方へ届けることができて、とても嬉しかったです。
また、2つ目の仕事は、現地では有名なのチョコレートのお店のお仕事です。語学学校の先生からカナダ一美味しいのホットチョコレートのお店だと教えてもらい、実際にお店に行ってそのチョコレートの味に感動し、ここで働きたいと思い、お店へ直接履歴書を持っていき仕事をゲットしました。
チョコレートの製造補助や梱包作業が主な仕事内容で、日本人とカナダ人がバランスよく働いていてとても和気あいあいと働ける素晴らしい会社でした。
7. ワーホリ全般の感想-ワーホリをしてよかったこと、大変だったこと、楽しかったこと、学んだこと、発見したこと、変わったことなど、具体的なエピソードを交えながら体験談を書いてください。
留学中にいちばん楽しかったことは、ステキな友達やホストファミリー、彼氏と出会えたことです。
知り会い、友達ゼロ人でカナダへ行きましたが、現地でたくさんの新しい友達ができ、帰国した後も連絡を取り合い、ずっと繋がっている友達がたくさんいます。
留学へ来ている人は意識が高い人が多いので、様々な知識を持っている人が多く勉強になりますし、お互いのモチベーションを高め合いながら一緒に頑張っていけることがとても良かったです。
また私はホームステイを4件したので、それぞれのバックグラウンドを持つ家族と過ごし、時にはライフスタイルや考え方でぶつかったこともありますが、本当の家族のように接してくれて、日本にいたら絶対に味わえない家族の絆であったり、全てがかけがえのない時間でした。
またカナダへ行ってから彼氏ができたのですが、国や文化の違いを超えて、大切だと心から思える人に出会えて良かったです。
日本では、カナダへ行く前は約5年間仕事に追われて好きな旅行にもなかなか行けず、また日本人の国民性かと思いますが、みんなと同じことをしていないという型にはまっていました。しかし、カナダへ行ってみると、様々な人種の人がいるからか、発想や考えが自由でそれぞれのやりたいことをする、またはそれを主張しても否定しないという環境がとても私にとっては衝撃的でした。このカナダでの経験は、私の概念をとても変えてくれて、人生を楽しみ方を教えてもらった気がします。
現在の活躍の様子を教えてください。ワーホリ経験をどのようにいかしているか。
現在はIT会社の勤めています。ワーホリの経験をどのようにいかしているかというと、語学は今の仕事でほとんど使用しませんが、一つに決めつけず広い視野で物事を考え、起こった物事に対して焦らず柔軟に対応できるようになりました。
以前と比べると自分自身に自信が持てるようになったことや、失敗を怖がらずとりあえずチャレンジしてみようという精神的な成長をとても感じます。
またもっと他の国の人について知りたいと思い、地元の国際交流イベントに月1ですが参加して、日本に住む外国人の方との交流を深めています。
電気製品(PCや携帯電話も含む)はどんな物を持って行きましたか、また、持っていくと便利だと感じたものはありますか?
ノートパソコンとスマートフォン、海外対応のドライヤー、コテです。ドライヤーに関しては、現地調達もできますが、威力が強かったりなど思うようなものでなかったりするので、性能的にも日本製の物を持っていくのがおすすめかと思います。
あとマストのものではありませんが、携帯用バッテリーは私はいつも持ち歩いていて、知らない土地でスマホが使えなくなってしまうのは本当に心細く不安なので用意しておくといいかもしれません。こちらも現地調達はできますが、そこまでかさばらないので持ってい行ってもいいかもです。
あとは食べ物系ですと、ふりかけや味噌汁、香辛料なら胡椒(カナダは塩と胡椒が別々なので)や私は名古屋人なので地元で有名な『つけてみそかけてみそ』という味噌ベースの調味料を持って行きました。食べ物系はカナダは韓国系、中国系のスーパーもたくさんあるので現地で手に入りますが、とても高いです。なので、持って行って邪魔にならないものは持って行ってもいいかと思います。
そのほか、絶対にもって行ったほうがいいものを教えてください。理由も教えてください。
女性の目線からになってしまいますが、生理用品、常備薬、日焼止め、化粧品は持って行った方がいいと思います。生理用品ももちろん現地で買うことができますが、品質があまり良くないです。デリケートなものなので悩むのが嫌なら持っていくことをおススメします。常備薬は、現地の物は若干強かったり、その人に合うかというとそうではなかったりするので、絶対持っていくべきです。
日焼止めは、カナダは日本の7倍紫外線が強いです。対策をしておかないと後で大変なことになります。日焼止めは、日本の方が圧倒的に種類が多いですし、カナダ製の物は強いので肌が荒れてしまった人の話を聞いたこともあり、日本の使い慣れたものがいいと思います。化粧品は、カナダにもたくさんありますがイマイチ効果・効能がよくわかりません。日本の化粧品も手にはいりますが、日本でプチプラのものがカナダでは高額であったりするので、持っていく方がいいと思います。
出発までにしておくとトクする準備を教えてください。自分がトクしたこと、準備をしておけばよかったと思うことを教えてください。
出発前までに得する準備に関しては、英語力とお金です。実際に、私は社会人になってほとんど英語の勉強をしていないまま、カナダへ行ったので最初ホームステイ先の家族とコミュニケーションをとるのがとても大変でした。簡単な自己紹介や簡単な日常会話のフレーズだけでもいいので勉強しておくとトクするというか、ラクかなと思いました。またお金ですが、もちろん現地で働けばいいのですが、意外と事前に計画していたものと予定が変わる事が普通によくあるので、お金はあった方が心の余裕とフレキシブルな行動、自分がやりたいと思ったことができるかもしれません。