今日は、Nozomiさんの学校感想をご案内します。
Nozomiさんは、2018年2月ごろにカナダへ渡航されました。
その前、日本では幼稚園の先生のお仕事をされていて、将来はインターナショナルスクールや海外でもお仕事をしてみたいということで、J-shineコースに通学することを決意。ただ、英語力はまだ足りなかったので、まずは語学に4か月通学し英語力アップ! めきめきと語学力を上げ、IH VancouverのJ-shineコースに通学されました。
コースでの内容や、実習先のお話も聞きましたので読んでください。
担当してくれた先生は、どんな先生でしたか?
日本人講師・外国人講師ともに現場経験(子どもに英語を教えた経験)のある先生だったので、実際に授業で起こったシチュエーションや、予想される子どもの姿を授業内で教えてくれました。また、座学の時でも話を聞くばかりでなく、”何故か” ”どう思うか” など自分の意見を話したり、クラスメイトとディスカッションをする機会を設けてくれていました。 どちらの講師も質問や疑問に答えてくれるので、分からないことはスッキリ解決して授業を受けることが出来ました。
学校で一番大変だったことは、どんなことですか?
Micro-teaching (模擬授業) が一番大変でした。vocabulary, sentence, phonics,など毎回テーマやトピックが違うものが出ます。どのように進めるか授業プランを考え準備します。例えば、導入はどのように?、絵カードを使う?、歌・ゲームは?、チャンツはどうする?、子どもたちの理解度の確認方法は?、ホワイトボードはどのように使う?、などです。私がこのコースを受けたときは、2人1組のペアか個人かで行いました。授業中に準備が終わらない時がほとんどで、放課後残ったり朝早く学校へ行って準備をする毎日で忙しかったですが、試行錯誤し一生懸命立てたプランをやり終えた授業は、達成感・学びも大きかったですし、クラスメイトもみんな熱心だったので一緒に頑張れました。Micro-teachingは、クラスメイトを子どもに見立てて行います。自由奔放な子どもたち(クラスメイト)をまとめるのも大変でしたし、幼児・児童になりきるのにも、なかなか体力がいりました(笑) 大変でしたが、楽しい思い出でもあります。Micro-teaching後には講師•クラスメイトからFeedbackがあり、次に活かすことが出来ました。
教材は、どのようなものを作りましたか?
ピクチャーカードやワークシートなど色々作りました。下の写真は、ボディパーツをトピックにした時に作ったものです。もう一つは、道案内をテーマにした時のに作ったものです。もう一つは、 壁にはこれまでの人たちが作ったものが貼られていて、明るい雰囲気の教室でした。
実習先は、どんなところでしたか?
私は実習先を2ヶ所手配してもらい、計4週間実習に行きました。一つはdaycare 、もう一つは、IHが夏の間に子ども向けに開催しているプログラムです。daycareは、モンテッソーリ教育を行なっているところで、アットホームな雰囲気でした。モンテッソーリ教育のアクティビティ(math,society,languageなど)を見ることが出来たので、とても貴重な経験でした。IHのプログラムは各国(日本,韓国,ブラジル,台湾など)からこのプログラムを受講しに来ているESLの子どもたち(5-12歳)が多かったので、daycareとは全く違う環境でした。VCCのキャンパスで授業が行われ、週に2回はField tripが組まれていてVancouver AquariumやKits beach などに行きました。
実習先で一番大変だったこと(楽しかったことでも)は、どんなことですか?
英語ではなく、自分の国の言語を話す子どもとのコミュニケーションです。これはIHのサマープログラムの方で、出会った子どもですが、No,Teacher,Thank you などは理解し自分から話すことができますが、他は全て母国語で話していました。どのように関わるべきなのだろうと苦戦しましたが、担当の先生が単語とジェスチャー、絵を描いて視覚的にアプローチすることを通してコミュニケーションを図っていて、とても勉強になりました。
SquamishのDuffy Lake Provincial Parkに行った時の写真です。景色が最高でした!
今後はワーキングホリデーで、カナダに滞在されるそうです。J-shineで勉強したことを生かして、たくさんの子供たちと交流をして充実したカナダ生活を送ってくださいね!