ＭＴＩ：Ｃｈｉａｋｉさん

投稿日 2011年8月12日
著者 staff
カテゴリー学校の感想

学校 → MTI Community College

今回の滞在が、バンクーバーでは５度目、カナダでは８度目になる、カナダが大好きなChiakiさんにお話をお聞きしました。
◆カナダに初めて来られたのはいつですか？
　高校２年の夏に、Kelownaに３ヶ月滞在したのが一番最初の滞在です。
　その後、何度かのカナダ滞在を通して、将来的にはカナダでの移民を視野に入れて、“child care”　の資格を取る目標を立てました。それが日本の高校を卒業した時だったので、まず、日本の大学の教育学部で幼児教育を学び、幼稚園教諭の資格を取りました。
　その後の今回の滞在では、まず、Berlitzに1ヶ月間通い、４月から　MTI で “Early Childhood Care & Education”の資格取得のため勉強しています。
◆カナダと日本で幼児教育を学ばれる中で、違いは感じますか？
学び方は全く違います。日本では座学が主体ですが、カナダでは、まず実践が重要なキー　になります。
　例えば、今、Artのクラスを選択していますが、①まずDaycareの施設に自分でアポイントを取り、3歳～5歳の子供の絵、絵の描き方の発達段階を自ら現場で学ぶことが求められます。テキストも日に50ページ程度読む必要もありますが、その発達段階を知るために、②自分で考えた必要な道具を準備して施設を訪問します。その後、③学んだことについてEssayを書いて提出します。
　また、Artの前に選択していた言語のクラスでは、Childcareの対象年齢は3歳～5歳ですが、その先の6歳～12歳の言語発達の過程を知ることが必要なクラスだったので、私がボランティアをしているBabyshitterの男の子の生きた情報が非常に役に立ちました。

Chiakiさん手作りのArt教材
◆MTIでの授業はいかがですか？
　私が選択している午後の授業は、6名と少人数ということもあり、一生懸命取り組めば取り組むほど、先生も真剣に課題のチェック等してくれるのでやり甲斐は非常に感じられます。学費は高いと感じましたが、今、3分の１を修了して払った価値はあったと感じています。英語と幼児教育を共に学ぶという姿勢の学生がいますが、正直それは無理だと思います。
　英語を使いこなせるレベルを持った上で、真剣に子供と関わり、向き合い、将来の職業にと目標にしている方には、この学校はおすすめです。
　
◆Chiakiさんの将来の目標を教えてください。
　子供の発達、ニーズに敏感で、そのサポートを行える、また親、家庭と一体となって子供の成長をサポートできるEducatorでありたいと思っています。