赤いポピーの日 ~リメンバランス・デイ~

~ 胸に赤いブローチの意味、ご存知ですか? ~

 

11月11日は、リメンバランス・デイ(Remembrance Day)と呼ばれる

カナダの祝日で、学校やお店も休みとなります。

 

この日は、日本語で言えば「戦没者追悼記念日」にあたり、

簡単に言ってみれば「終戦記念日」と考えてよいでしょう。

 

第一次世界大戦が終わったのは、1918年11月11日11時とされ、

その日にちなみ、過去の戦争そのものを追悼する日として制定されました。

 

日本の終戦記念日と言えば、第二次世界大戦の終戦を指すことが多いですが、世界的にみると11月のリメンバランス・デイが圧倒的に有名です。

 

そして、街中で胸元に赤いブローチを挿した人が最近増えてきましたね。

ジャスティントルドー首相もこの通り。

photo from Global News

この「赤いポピー」の形をしたブローチは、そのリメンバランス・デイに向けて募金を行った人がもらえるものなんです。

 

なぜ赤いポピーなのか?と言うと、第一世界大戦でもっとも激戦区となったベルギーのフランダース地方の戦場跡に赤いポピーの花がたくさん咲いていたためです。

また戦死者の血の色を思わせることから、この赤いポピーが戦死者のシンボルになったと言われています。

 

世界のリメンバランス・デイについて、またその経緯についてはWikipediaで詳しく説明されています。

一度英語で、海外の祝日について読んでみるのも興味深いと思いますよ。

http://en.wikipedia.org/wiki/Remembrance_Day