【カナダ留学:Taiki君】就職に役立つ留学生活

今回は、Taikiさんをご紹介します。

Taikiさんは、2015年春から約9か月間の留学をされていました。先日、就職活動を終え、その前に懐かしのカナダへ旅行に来たということで、オフィスにお立ち寄りしてくださいました。昔と変わらず元気な姿に、スタッフも嬉しく思いましたよ。
そのTaikiさんに、留学のお話し・その後の就職活動について、お話を聞きました。

①どうしてカナダに留学しようと思いましたか?

カナダを選んだ理由は、北米の英語の発音が好きだったからです。もともと、ビジネスで英語を使えるようになることを目標に、留学を考えました。かつカナダは華人が多く、私自身の専攻言語である中国語を磨ける環境であり、2か国語を習得するのに適していると考え、そこで自分が好きな北米の発音を学べて、なおかつ留学しやすい国だったのがカナダだったのでカナダを留学先に選びました。

②語学学校に通学し、卒業までの間どのような変化がありましたか?

人格の変化は、少しありました。海外に行っても日本人らしさを失いたくないっと思っていたのですが、少しBanana(外見がアジア人、中身が白人に人)っぽくなっちゃいました(笑)。当初の意気込みは守れませんでしたが、北米の価値観に触れて、自分にあうところだけ取り入れることでハイブリットな感じになったのは、どっちの文化圏も理解できるという意味で悪くはないのかなと思います。

③ビジネススクールに通学されたと聞きました。どのようなコースを専攻されましたか?

Business Management コースを修了しました。6つの経営に関する科目を履修し、24週間で修了するコースです。このコースの良いところは修了後、ちゃんとした学位(diploma:学士の一つ下のランク)が頂けるので、カナダでしっかりと勉学に励んできたことを証明できることです。コースの大変なところは、語彙的に授業にキャッチアップすることです。僕の場合1か月ほどかかりましたが、個人差があると思います。ついていけるようになるまで予習をしていました。


留学当時の写真をいただきました。バイト先での様子や、お友達と過ごした楽しい時間は宝物だそうです。

④内定をいただいたというお話を聞きました。どんな会社・職種ですか?

外資系コンサルティング会社で、コンサルタント職として採用していただきました。

⑤Taikiさんにとって、留学は就職活動を意識したものでしたか?

はい、もともと大学での専攻を選ぶ上で、グローバルキャリアを意識した選択をしたので、英語をビジネスレベルまで持っていくことは卒業までの必須事項でした。Business Managementコースで学ぶということはとても目標達成のための助けとなりました。

⑥面接の際に、留学経験について聞かれたと思いますが、どんなお話をしましたか?

面接の際には、カナダ留学の目的と留学中に直面した困難またそれをどのように乗り越えたかについて話しました。
カナダ留学の目的は上記でも述べたように、ビジネスレベルの語学習得です。カナダに来る前からもともと努力していたことなので、学生生活で目標をもって一貫的に過ごしたことをアピールしました。
困難については、2点。ビジネスコースでの語彙不足と、中国語環境のバイト先でのコミュニケーション問題について話しました。前者は予習とすることで解決し、後者はバイト先で行きかう中国語を聞き取り切れないという問題がありましたが、声のみの情報を頼らず、周りの状況を把握するようにして得られる情報量を増やして、状況判断の助けとすることで解決しました。

⑦今留学をしている皆さん、またはこれから留学をするみなさんへ一言お願いします。

楽しんでください。人生一回しかないので、やりたいことやり切って次のステージに進んでいきましょう。