【学校感想:Koseiさん】志高く自分に負けないって事が大切だと思います

語学学校に半年ほど通学、その後Collegeへ編入。そして、この9月から目標でもあった、4年生の大学UBCへの進学が決まり、通学が始じまりました。そんな、Koseiさんのお話をご紹介します。

 

留学をしようと思ったきっかけを教えてください。なぜカナダに留学しようと思いましたか?

挑戦をしてみたい、やっぱり厳しい環境でもがくことは得ることも多いし、目に見える成長を実感してみたいと思いました。建前はこんな感じですが、本音は偶然でもあり、憧れや、親からの提案だったりもします笑。カナダを選んだ理由は、安全面や住みやすさ、気候です。またアメリカなどと比べて学費が安い事も理由の一つです。

 

初めに通学したILACについて教えてください。どうして、ILACに通学しようと思いましたか?

留学前に、Jpcanadaさんの東京オフィスにて、語学学校についての詳しい説明を聞きにいきました。僕は、4年制大学卒業を目標としていたので、厳しさや宿題の量、そして大学への特別プログラムのあるILACに通学しようと決めました。

ILACの時の写真です。中学や高校で習った単語ばかりですが、始めての英語のみでの授業はとても難しくて緊張してました。

学校の授業はいかがでしたか?先生はどんな人でしたか?進度や、先生の話し方、内容、難しさ、授業の進め方などなど教えてください。

今まで普通の小中高に通って、受験英語でしか英語に触れ合ってなかったので、読むことはできても、話すこと聞くことには力不足を感じました。例えば、教科書は理解できても先生が何を話しているのか、そして自分がどう答えたらいいのかが思うようにいかず、悔しい思いをしました。進め方は約2週間ごとにテスト、そして約4週間ごとにクラスのレベルアップの試験が行われていたと思います。ひやひやしながら、結果を待っていたことを覚えています笑。

 

その次に、Langara Collegeへ通学されましたね。語学学校からCollegeへ変更し、初めのころはどんな違いがありましたか?

やっと自分の学びたいことが学べるという事に充実感を覚えていました。たまたま、一番最初に取ったコースがとても大きいホールで授業が行われていたので、今までとのギャップが大きく大学生になったんだなと実感しました。語学学校とは違い、nativeの人と同じ事をしないといけません。自分はついていけるのかと、不安に感じていました。

 

Collegeでの授業で、大変だったことなどはありますか?

語学学校とは違い、全ての教授が英語の専門ではない為、英語の発音や使い方が完璧ではありません。まだまだ英語力が未熟だった僕は、聞き取るのと問題の理解に苦労しました。特に、最初の授業の教授がフランス出身だったため、慣れるのに時間がかかりました。全体的に大変だったことは、やはり高い成績を残し続けることでした。日本のように、1回の試験で合否を決めるわけではありません。2年間の総合の成績が、判断の基準となります。たった1回の小テストや、提出物を期限以内に完成できなかっただけで、良い成績を残すのが難しくなっていきます。これは、非常にストレスで、プレッシャーに何度も押し潰されました。まさに2年間の耐久戦でした。

 

Collegeでの授業で、興味を持ったもの、すごくこれが勉強になった!ということはありますか?

カレッジに入学した頃はビジネスを専攻しようとしていました。UBCへの編入の為に必要なmicroeconomicsとmacroeconomicsのコースをファーストセメスターに取ることに決め、そのままビジネスから経済に専攻を変えてしまいました笑。カナダで学んでいるので、ベースはカナダの経済、または北米だったりします。これらは、カナダで留学しているから学べることでもあり、カナダ視点で、日本経済はどう見えているのかと学べるのもとても面白いポイントです。他には、日本の歴史のコースを選択した事もいい経験になりました。特に、戦争における見方が日本とカナダとで違っています。もちろん、教わる事はほぼ同じです。僕の意見ですが、日本では少なくとも被害者という認識で戦争の歴史をで教わり、カナダでは戦犯国として教わったと思いました。

 

これからUBCに通学されるということですが、どんなコースを取る予定ですか?その他にこういうことをやってみたい等はありますか?

先ほども話しましたが、UBCでは経済を専攻して勉学に励んでいます。まだ始まったばかりで参考になるような事は言えませんが、今まで学んだ事を、深くさらに勉強していくイメージです。その他にやってみたい事は、今までUBCに入ることを第一に考えてきた為、どうしても座学に多くの時間を使うことになってしまいました。今後は視野を広く、ここでしかできない有意義な経験を探していきたいです。また、今回のように僕の経験を伝えることで誰かの手助けになるのであれば積極的に取り組んでいきたいです。

 

編入の際に、これだけは必ずやっておこう、こういうことに気を付けていたなどはありますか?
また、これからUBC目指している方に、アドバイスはありますか?

編入のアドバイスは、志高く自分に負けないって事が大切だと思います。僕の感じ方ですが、勉強の難易度はすごい高いわけではなく、真面目に取り組めば結果はついてくると思います。問題は、精神面です。長期戦、自由な暮らし、成績が残る前に単位をドロップできる制度など、逃げ道が沢山あります。1度諦めてしまったら、諦め癖がついてしまうかもしれません。編入がスムーズにできた要因は、スタートダッシュが上手くできたからだと思っています。最初からコツコツと勉強できる状態を身に付けておけば、そのまま編入まで負荷なく過ごせると思います。また、長期戦が故に始めの段階で高い成績をキープできたら、編入前の段階で志望の大学に行ける目処が立ちます。こうなると、気持ち的には凄く楽になると思います。

UBCのキャンパスです。とても大きな大学なのでびっくりしています。授業と授業の間の移動で外に出ないといけないことが多く大変です。とくにVancouver は雨ばかりなので…。まだまだ知らないところばかりなので、お気に入りの場所を見つけていきたいと思います。  上の写真は、UBC, Vancouver School of Economicsから届いたacceptance letterです。UBCとは別にEconomicsからオファーをもらわないと専攻することができないので、この通知をもらうまで安心しきれませんでした。

将来の夢、または帰国後の具体的な予定はお決まりですか?

カナダで過ごしてみて、やっぱり日本が好きなんだと実感することができました。なので、今の段階では卒業後日本企業の就職を考えています。