もし出会ったらどうする?カナダ野生動物9種類と対処法

自然豊かなカナダに留学・ワーホリ中に、街中で野生動物に出会うことがあります。ただ、正しい対処法を知らないと危険なことも。今回はカナダの代表的な野生動物9種とその対処法を、分かりやすく紹介します!

カナダ野生動物①ラクーン(アライグマ)

・主に夜行性、ゴミ箱を漁ることが多い
・手先が器用で蓋付きでも開けてしまう
・かわいい見た目とは裏腹に、性格は狂暴

▶️対処法:絶対に近づかない。狂犬病リスクあり。ゴミは密閉。

カナダ野生動物②コヨーテ(オオカミの近縁)

・北米中に広く分布
・昼間にも活動する
市街地にも出る。小動物を狙う傾向あり

▶️対処法:大声を出さず、距離を取る。ペットはリード必須。

カナダ野生動物③スカンク

・白黒しま模様が特徴の小型動物
・ものすごく臭い液体をお尻から噴射して防御
噴射されると数日間臭いが落ちません…

▶️対処法:刺激しない・近づかない(威嚇で尻尾を立てたら危険サイン)

カナダ野生動物④ビーバー

カナダの国獣!平たいしっぽが特徴
・水辺でダムや巣を作ることで有名
・前歯で木を倒すほど、噛む力が非常に強い

▶️対処法:静かに観察するだけ近づない、餌をあげない、触らない

カナダ野生動物⑤クーガー(マウンテンライオン)

・大型のネコ科動物、体長2m弱で尻尾が長い
非常に静かで忍び寄るように移動
・単独で行動し、人を襲うことも報告されている

▶️対処法:背中を見せない、走らない、大声を出す、 石を投げるなどして威嚇行動をとる

カナダ野生動物⑥ブラックベア(ツキノワグマ)

・カナダでは比較的よく遭遇するクマ
・性格は比較的おとなしいが食べ物に敏感
子連れの母グマは特に警戒心が強く危険

▶️対処法: 遭遇したらゆっくり後退。目をそらさず落ち着いて行動

カナダ野生動物⑦グリズリーベア(ヒグマ)

カナダで最も危険な野生動物の一つ
・性格は攻撃的で、縄張り意識が強い

▶️対処法: 絶対に走らない!(逃げる=追う対象)ベアスプレーは必須装備、大声を出さず、ゆっくり距離をとる

カナダ野生動物⑧ポラベア(ホッキョクグマ)

・北極圏に生息する世界最大の肉食獣
・見た目はかわいらしいが、実は非常に危険
・泳ぎが得意で、氷の上でも水の中でも俊敏

▶️対処法:絶対に近づかない、緊急時はすぐに建物や車に避難する

カナダ野生動物⑨ムース(ヘラジカ)

・非常に巨大!体高2m以上
・おとなしい見た目だが、繁殖期や子連れは要注意
・車との衝突事故が多発

▶️対処法:遠くから見るだけ、絶対に近づかない、早朝・夕方の運転は要注意

カナダで野生動物に出会ったら…鉄則3か条

鉄則①近づかない

「かわいい」「写真撮りたい」…気持ちはわかるけどNG
すべての野生動物は距離を取って観察が基本です。

鉄則②騒がない!走らない!

突然の動きや大きな音は「敵だ」と思われることも。
落ち着いて、静かに、ゆっくり距離を取りましょう。

鉄則③準備を忘れない!

ハイキング・キャンプでは、
ベアスプレー(使い方確認!)
食べ物は密閉&外に置かない
ゴミは必ず持ち帰る!

野生動物と人間の距離を守るための基本マナーです。

カナダ留学・ワーホリ生が気をつけたい3シーン

シーン①通学・通勤中

 アライグマやコヨーテに遭遇することも!近づかず、静かにスルーしましょう。

シーン②ハイキング・キャンプ

 休日のハイキング・キャンプ前には“出る動物”をリサーチ!場所によってはグリズリーやクーガーといった危険動物が出現する可能性あり。

シーン③シェアハウス・寮

 “ゴミ放置”は野生動物を呼ぶ原因に!家の前にスカンクやラクーンが来ることもあります。

カナダ留学・ワーホリ中に役立つ!野生動物対策の3か条

 カナダでの留学・ワーホリ生活では、野生動物との遭遇も日常の一部。大切なのは「近づかない」「驚かせない」「準備する」の3つ。知識があれば恐れず、安全に自然を楽しめます。

予想外の出会いにも、冷静に対応できるよう心がけましょう!

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