【カナダ留学:Yutaさん】様々な目標が達成できました!

今日は、2017年2月から1年間ワーキングホリデーにてバンクーバーに滞在されたYutaさんをご紹介します。Yutaさんは、語学学校に12週間通学後、お仕事を二つこなし、最後には帰国後のことを考えTOEICの専門学校に通学されました。最後、TOEICの学校の資金は、カナダでお仕事をしながらコツコツとためたそうです。

どうして、カナダのワーホリにしようと思ったのか、教えてください。
私は学生の頃、英語が苦手にも関わらず20代の内に海外で生活したいというザックリとした夢がありました。ワーキングホリデーという制度があることを知り、 30歳が近づいた頃、仕事や資金に目途が立ちそうだったので、本格的に準備をし始めました。
様々な情報を仕入れた際に、カナダ、フィリピンもしくはオーストラリアが候補に挙がり、特に過去に行ったことがあるバンクーバーは自然もあり街並みも綺麗で、国際交流が豊かな思い出があったので、カナダでのワーキングホリデーを決めました。

語学学校に通学されましたが、着いたばかりの時から、卒業までどのような変化がありましたか?
カナダに着いた頃は、期待20%、不安80%でした。過去に英語に触れていないので、どのように話していいのか単語も文法も何も覚えていないところから始めました。ホームステイ先でもホストマザーが家の説明してくれていることが、ほとんど理解できず困らせてしまっていました。
初めの3か月はVICという語学学校へ通いました。ホームステイ先で英語の通じなさが不安を更に掻き立て、クラス分けされた先生の言っている事も理解できない箇所が多く、初めの1~2週間は凄く落ち込んでいたのを覚えています。Jpcanadaでカウンセリングを早めに行っていただいて、不安を払拭する為に相談に乗ってもらったことを非常に印象に残っています。
ホストマザーも『会話をして英語を勉強しよう』と言ってくれ、夕食時に一緒に話をしたり、友達と勉強したりして、徐々に理解力が上がってからは楽しかったです。更に様々な国の友達ができたり、先生とも仲良くなったり、1か月経たずして次のクラスへレベルアップすることができました。卒業時には友達と離れたくない思いから、まだまだ在籍していたい気持ちでした。

お仕事探しは、どのようにしましたか?
トータルで仕事は2つやりました。
ジャパニーズレストランのサーバー(ウェイター)とローカルホテルのキッチンです。
Jpcanadaのお仕事セミナーを語学学校在学中に受け、カナダでの仕事に関して重要な情報を知ることができました。在学中に履歴書を作成し、学校の先生にチェックしてもらい、卒業後に仕事を探し始めました。大学生の時に飲食店での経験があったので、ジャパニーズレストランのサーバーを中心にJpcanadaの掲示板で検索を行ったのですが、アプライしないことには始まらないので、履歴書を印刷し、ジャパニーズレストランを中心にランチタイムとディナータイムの間を狙って手渡しで配っていきました。
幸いなことに第一候補であったKameiBARUにアプライした際に、その場で面接していただき、翌日には採用となりました。ディナータイムのみ働き、ランチタイムでは働いていなかった為、同僚と雑談している時に日中の仕事としてホテルHolidayINNでのディッシュウォッシュを紹介していただき、面接にいくことになりました。
ヘッドシェフとの面接の際に、料理が得意であることを話し、携帯で撮影していた過去の自作料理画像を見せ、ディッシュウォッシュを含めキッチンをメインで働くことができ、チャンスをモノにできたと思います。ホテルのキッチンで働いているワーホリの人というのは在留中聞いた事がないので、いい経験が出来たと思っています。

お仕事の内容を教えてください。
●ジャパニーズレストランのサーバー
英語力に自信がなかったので、フォローしていただけるような職種でジャパニーズレストランを選びました。基本的に夕方から閉店まで働き、その中でお客様を席に案内、注文、配膳、お会計の確認などを行いました。基本的な流れは、日本で行った居酒屋での流れと同じでしたが、学校では習わないような英語なので、苦労しました。お会計の際にお客様から「ビル」というのですが、初めの頃は「ビール」と聞こえ、「どのビールにしますか?」と聞いてしまったことが何度かありました。
●ホテルのキッチン
朝の7時か8時から3時頃まで働き、 ディッシュウォッシュはそのまま皿洗いで、一般のお客様、団体のお客様がいらっしゃるので繁忙期はほぼ休みなく、皿洗いを行いました。
キッチンで働いた際には、朝食バイキング用のスクランブルエッグやベーコンの調理、翌日や夜の準備の団体のお客様のフードの準備、ディナータイムに入った時は、団体のお客様に対しディナーバイキングのサーブやチェックなどを行いました。また上司や先輩から地下の冷蔵庫や倉庫から食材を取ってくるように指示がありましたが、最初の頃は、それが何を指しいるのかさえ分からず、紙に書いてくれても筆記体過ぎて全く読めない為、苦労しました。

お仕事をして、一番思い出に残っているのは、どんなことですか?
ジャパニーズレストランでは、接客をしていてお客様と仲良くなり、私目当てで来店していただくお客様もいたりしたことが思い出に残っています。辞める時には、悲しんでくれるお客様がいたり、辞めたことを知らなかったお客様が退職後も足を運んでくれたりしてくれました。
ホテルでは同僚が本当に面白い人たちで、凄いスピードで指示やジョークを含めて言ったりするので、聞き取りやスピーキングの練習になりました。料理に関しては完全に趣味の範囲だったので、包丁の正しい使い方から全て勉強に。最後の挨拶をしたときは、「辞めないでずっと働きなよ」とか「また戻ってくるんでしょ?」とか言ってくれて本当に嬉しかった思いです。

最後に、一年間のバンクーバー生活を振り返って一言!
本当に楽しく充実した1年で、本当は日本に帰りたくなく、到着した際の不安などが、帰国の際にはすっかり忘れているほどでした。充実したと思えるのは、カナダに行く前に考えていた1年間の計画である、英語の勉強を前提に多国籍な友人を作る事、英語環境の職場で働いた経験を積む事、カナダで働き貯めたお金で更に学校へ行くこと等々、様々な目標が達成できた事が大きかったと思います。到着してしばらくは、生活のことから勉強の事までサポートしてくれたJpcanadaの存在がなければ、 この目標を達成する事は難しかったと思います。
また、帰国する際には悲しんでくれる人が多数いたことは、到着時に全く知り合いのいなかった自分が自分自身の存在を確立できた事を実感でき、自信に繋がり、今後の自分の自信に繋がっていくと思います。英語力は日常会話程度ではまだまだ足りていないので、今後も勉強していきます。