【カナダ留学:Yossyさん】ホストファミリー宅によって違いがあるのは当たり前!

今回は、春に一か月の短期留学をされた、Yossyさんにお話を伺いました。

学校ではお友達もたくさんでき、勉強の他にもアクティビティーに参加したりと充実した時間を過ごしたとお話を伺いました。Yossyさんは、ホームステイも経験され、異文化や言葉の壁にぶつかりながらも、コミュニケーションを通じて気持ちを通じ合わせることができる体験ができたそうです。その時のお話をお伺いしましたので、ご紹介します。

いつごろ、カナダに滞在されていましたか?

2018年5月末からの一か月の短期滞在でした。

カナダに対する第一印象は、どんな感じでしたか?

想像以上の他民族共存国家だと感じました。感心したのは、お互いに配慮しあっている方が多いこと。中にはマナーの悪い方もたまにいますが、それは国籍性別年齢貧富関係なく、元々良くない人は良くないと感じました。

ホームステイを体験した感想をお聞かせください。

ホストペアレンツはフィリピンから移住された方、子供さん達はカナダ生まれのカナダ育ちの3人家族です。それぞれペットがいて、両親は猫、娘さんが犬を飼われていました。私の他に、留学生がもう一人いたので、合計5人での生活になりました。

ファミリーとどのようにして過ごしていましたか?

ホストペアレンツは二人とも高齢で、テレビでスポーツ観戦が趣味ということでした。食事中なども、テレビでニュース番組やクイズ番組を一緒に見ることが多かったです。一緒に食事をとる機会は夕食のみでしたが、その時に見ていた番組キャスターたちの早口コメントは、ヒヤリング練習になったと思います。

ファミリーとの面白エピソードや、印象に残っていることはありますか?

ある日、私が街の花屋スタンドで花を買って帰った際に、娘さんが綺麗に花器に飾ってくれて嬉しかったです。

いつもはタイ米のお宅でしたが、「日本のstickyなお米も好き」とホストマザーが言っていたので、一度だけおにぎりと豚汁を作ったら大変喜ばれたことがありました。特にホストマザーはレシピもメモって、数日後に豚汁を自分で作ってくれました!

帰国前日の夜に、かさばる荷物を翌朝送ることに決め、「いらない段ボールはありますか?」と尋ねた時ですが、箱がなくて、かわりに持ってきてくれた紙袋を使おうとしたら破れてて(笑) 皆で大笑いをしました! ホストファザーとガムテープで補修をしました。そして翌日、一人で満員の通勤時間のバスに乗り、紙袋2つとリュックに詰めた荷物を最寄りの郵便局まで持って行き、そこで段ボールに詰め替えて、無事に発送できて安心したのもいい思い出です。

ホームステイをして良かったこと・悪かったことはありますか?

ホームステイして良かったことは、家事は週1回の洗濯、自分の部屋の片付け・ベットメイキング、バストイレをきれいに使って整えるという内容でした。他には、食事の時に皿を運んだり、テーブルを拭いたりするのみでした。その分、自分の時間を予習復習やメールのチェックや情報収集などの時間に充てられたので助かりました。

あと、ホストマザーは私が1か月のみの短期ステイなのをよく理解してくれて、「学校のアクティビティや個人的に行きたいところはどんどん行ってきなさい!」と後押ししてくれ、おかげで土日も色々なところへ精力的に出かけることができました。

ただ、最初の1週間半ばで、少し違和感を感じたことがありました。最初に「この家のルールはありますか?」と聞いた際、「夕食の要不要を、ホストマザーにあらかじめ伝えるなり電話することくらい。」と言われたものの、しかし、生活し始めないと分からないルールがあることに後で気付きました。ちょっと疑問くらいの些細なことも、自分からどんどん聞いた方が良いことに気づきました。そしてホストファミリーも遠慮して言わなかったりもするので、「生活習慣が各家庭で違うので、されて困ることは早めに言ってください!」と、1時間くらいかけてお互いの理解の不一致な部分をクリアにしました。その後は妥協するところはしつつ、良い距離感で生活できていたのではないかと思っています。その他に、ゆっくり話す機会はなかったのですが、ちょっとの時間でもホストマザーに学校のアクティビティーや旅行の写真を見せたりするうち、お互いに打ち解けられた気がします。ホストファザーは、一度「知らない男の人には付いて行っては行けないよ。」と心配して、私達留学生に言ってくれたことがあります。私は十分大人ですが、心遣いが嬉しかったです。

悩んだ時に、私の話を聞いてくれた自分の家族やJpcanadaのスタッフの存在は本当にありがたかったです。普段の自分のまま、きっと上手くやっていける!と勇気づけられました。

その他、ホームステイに関して「これを言いたい!」ということ、教えてください。

自作のチェックシートなどを使って、最初の時点でちゃんとお互いに確認できていれば、貴重な最初の1週間をお互いに嫌な思いをしなくて済んだ部分もあったかな?と思いました。でも、正直住んでみないと分からないのがホームステイなのかもと思います。

大事なのは、何か不具合があったときに、どれだけ自分の考えを相手に理解してもらうよう、自分から頑張って気持ちを伝えられるかどうかだと感じました。これは「よそのお宅に間借りさせてもらう」という点では、日本も海外も関係なく、それぞれのお宅でいろいろな違いがあるのは当たり前。まして国が違えばなおさらだし、言語が違えばそれだけ自分の考えを伝える英語力と熱意が必要になります。カナダは他民族国家なので、移民の方々はそれぞれのお国なまりの英語を話していますが、頑張って気持ちを伝えることが大切だと感じました。

これから、留学をするみなさんへ一言!

カナダ、特にバンクーバーは他民族共存都市です。語学学校や街中でも、ネイティブの先生や一般の方々と話す方が自分の英語は通じやすく、第2外国語話者同士で話す時が、一番難しいのではないかと私は感じました。理由はネイティブは何となく察したり分かっても、第2外国語話者同士だとお互い分かってない部分が多いので、発音の癖も含めて慣れないうちはお互いが言いたいことを理解しあうのが大変と感じることでしょう。また、英語のレベルも違うとなおさらです。でも、これもとてもいい経験になるので、私は積極的に学校や街中で、誰にでもネイティブ、ノンネイティブ関係なく話しかけるようにしていました。みなさんも、試してみてくださいね!

Jpcanada ホームステイについて問い合わせる

 [contact-form-7 id=”18846″ title=”学校質問相談フォーム”]