移民コンサルタントお墨付き!カナダ大学院留学から永住権へ

本記事では、カナダの大学院留学とその後の永住権取得について、カナダ留学・移民コンサルタントがわかりやすく解説いたします。

  • なぜカナダの大学院が人気なのか?
  • どんな大学院がおすすめなのか?

などの疑問を分かりやすく解説します。

木元 恒喜

監修者

木元 恒喜

Koki Kimoto

(R706553)

2014年に妻と長男と一緒に家族留学でカナダに渡航。
公立カレッジを卒業後、留学エージェントと移民コンサルティング企業に勤務しカナダ永住権を取得。
2020年にカナダ政府公認移民コンサルタントの資格を取得し現職へ。

カナダ大学院留学について

日本では、大学卒業後に企業へ就職し、定年まで働き続けることが一般的なキャリアパスです。一方、カナダでは「Lifelong learning(生涯教育)」の概念が根付いており、社会人経験を積んだ後に再び大学院へ進学し、キャリアアップや専門知識の向上を図るケースが多く見られます。

カナダ大学院留学のメリット

カナダで大学院留学をする理由は、自身のキャリア向上だけではありません。カナダ永住権の取得にも有利な点が多くあります。

ポスグラ(PGWP)

2024年1月、カナダ政府は学生ビザおよびポスグラ(PGWP:Post Graduation Work Permit)に関して大規模な改定を行うと発表しました。この改定の詳細はまだ明らかになっていませんが、暫定的に2年間実施され、2025年以降も見直しが予定されています。

  1. 学生ビザの制限
    カナダ政府は2024年の学生ビザの発給数を2023年比で35%削減する計画ですが、修士・博士課程の学生はこの制限の対象外となります
  2. PGWPの期間
    修士・博士課程のプログラムを修了し、その他の申請条件を満たす場合、3年間のPGWPを取得することが可能です。これにより、卒業後3年間カナダで自由に働くことができ、永住権取得に向けた大きな利点となります。
  3. 配偶者の就労許可
    カレッジ、Bachelorレベルのプログラムに通う学生の配偶者はSOWP(配偶者用Open Work Permit)の取得ができなくなりましたが、修士レベル以上のプログラムに通う学生の配偶者はSOWPの取得が可能です。これにより、夫婦でカナダに滞在しながら共に就労経験を積み、永住権取得に向けた計画を立てることができます。

英語力の向上

カナダの大学院に進学するには、IELTS(アカデミック)で6.5以上のスコアが求められることが一般的です。高い英語力は、カナダでの永住権取得を目指す際にも重要な要素となります。大学院での学びと日常生活を通じて、実践的な英語力を高めることができ、永住権申請時の英語テストでも有利に働くことが期待できます。

就職と永住権申請

修士号を取得すると、カナダ国内外での就職活動において大きなアドバンテージとなります。修士号は、永住権申請時にも有利に働きます。特に、スキル職種に就くためにはSupervisor以上の職位が必要となる場合が多く、修士号を持つことでより高い職位への就職が期待できます。

GRE・GMATの提出不要で入学可能⁉な大学院紹介

カナダの大学院留学は多くのメリットがありますが、日本人学生にとっては学歴と英語要件が高いハードルとなっています。例えば、カナダのトップ大学であるトロント大学の大学院に進学するためには、IELTS 7.0(アカデミック)以上が必要です。また、MBA(経営学修士)プログラムの場合、GREやGMATといったテストのスコアも求められることが多く、その難易度の高さが留学の障壁となっています。

しかし、University of Niagara Falls(トロント)とUniversity Canada West(バンクーバー)などの大学院は、GREやGMATの提出が不要であり、IELTSも6.5以上(Writingセクションで6.0以上)が求められるだけです。このため、比較的入学要件を満たしやすくなっています。

University of Niagara Falls(トロント)

University of Niagara Fallsの『Master of Management』と『Master of Arts in Digital Media and Global Communications』を例に挙げると、Academic requirements(学業要件)は以下の二つのみです。

  • 4年制大学で学士号(または同等の学位)を取得し、かつ評定平均(GPA) 3.00以上
    ※GPAは4.33を満点とするスケールで3.00以上です。日本の大学で一般的に用いられている、4.0点満点のスケールですとおおよそ2.8以上となります。
  • 所定の英語能力を有すること
    ※例)Academic IELTS 6.5以上(Writingセクションで6.0以上)

UNF学校紹介ページ: https://unfc.ca/programs/

University Canada West(バンクーバー)

バンクーバーにキャンパスを持つUCWには大学院プログラムとして、Master of Business Administration (MBA)のコースがあります。

こちらのコースの入学要件は以下の三つです。

  • 4年制大学で学士号(または同等の学位)を取得し、かつ評定平均(GPA) 3.00以上
  • ビジネス系、もしくはSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)の学士号
  • 所定の英語能力を有すること
    ※例)Academic IELTS 6.5以上(Writingセクションで6.0以上)

※UCWのMBAは2024年8月時点で、政府の指示により2025年1月以降のApplication受付を一時停止しております。

UCW学校紹介ページ: https://www.ucanwest.ca/graduate-programs/master-of-business-administration/

Royal Roads University(ヴィクトリア)

街のいたるところに美しい自然や花が溢れていることで留学先としても高い人気を誇るヴィクトリアでも大学院留学が可能です。
Royal Roads Universityでは多種多様な大学院プログラムを選択することが可能です。

Royal Roads Universityの大学院プログラムのほとんどの英語要件はAcademic IELTSを基準とした場合、 6.5以上(WritingとSpeakingで6.5以上、ListeningとReadingで6.0以上)です。

RRU学校紹介ページ: https://www.royalroads.ca/programs-courses/your-rru-graduate-experience

お問い合わせ

カナダ大学院留学に興味がある方は、無料カウンセリングでご希望やご経歴をお伺いし、プランニングから申込手続き、ご渡航準備までサポートいたします。

多くのプログラムがIELTS6.5以上の英語スコアを入学の条件としています。IELTS 6.5以上と聞くと少し高いハードルに感じてしまうかもしれませんが、多くの日本人学留学生が十分に狙えるスコアだと確信しております。

現地日系留学エージェントとして、皆様の限られた予算と時間を有効に使い、目標達成をお手伝いします!

サポートの詳細

  • カナダの大学院をご紹介いたします。 
  • サポート内容詳細: 
  1. 留学プランのご提案、学校・プログラム紹介 
  2. 出願書類のご案内 
  3. 英語力証明(IELTS)についての説明と目標スコア達成のアドバイス 
  4. お申し込み代行 
  5. 各種生活相談 
  6. 学生ビザ申請代行 (※別途費用がかかります) 
  7. 出発前オリエンテーションへのご参加 

※出願に関する履歴書や志望動機書等の添削は含まれておりません。予めご了承ください。

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