到着したらやるべきこと

到着したらやるべきこと

カナダに到着した直後は、生活準備のために、やらなくてはいけない手続きがあります。その手続きを詳しくわかりやすくまとめました。

 

携帯電話

日本で使っている携帯の中には、そのまま海外で利用できるタイプもありますが、カナダでもそれを日常用途で利用すると、法外な金額がかかってしまいます。滞在期間が短期・長期に関わらず、カナダで携帯が必要となったときは、カナダで購入・契約するのが便利です。

携帯電話は、留学生やワーキングホリデーの方が気軽に購入する事が出来ます。
短期滞在の方はプリペイド方式、長期の方は通常の月ぎめ契約がよいでしょう。

カナダでは、電話をかけた人・受けた人の両方から通話料をとる仕組みになっていますが、月ぎめプランの場合、夜・週末は使い放題、というプランが一般的です。夜に長話しをしても月の料金はあまり変化しないので、日本の携帯の比べるととても便利に感じますね。

月のトータルの費用は、40~60ドル位が一般的です。iPhoneなどのスマートフォンのネット利用込みになったプランだと50~70ドルくらいになるでしょう。

プリペイド式携帯もかなり浸透しており、店頭で購入してすぐに使える手軽さがウリです。通話時間をその都度お金で買うタイプですが、手順はとても簡単。まずコンビニの店頭で携帯会社名と購入したい値段を伝えると、レシートを渡され、そこに書いてある10数桁ほどのコードを携帯に入力することで会話時間が増えます。

銀行口座の開設

カナダの銀行口座の開設はとても簡単です。開設したその日から、カードが利用できるようになります。カナダではデビット機能(レジにて、銀行口座のお金で直接買い物が出来る)が初めから付随しており、銀行のカードはデビットカードと呼んでいます。

口座開設には通常二種類のID(身分証明書)が必要です。通常は「パスポート」と「ビザ(学生ビザ、ワーキングホリデービザ)」「入学許可証」を持参すれば問題ありません。バンクーバーでは、日本人窓口のある銀行もあります。

口座開設時は、住所・電話番号を示す必要があります(その住所に郵便物が届く事があります)。 従ってホステル等の一時滞在先住所や、エージェントの住所などでは口座が作れないのでご注意下さい。住所はホームステイ先で構いませんが、ここにカード等が送られてきますので、その場合はホストへ事前に伝えておくとよいでしょう。

口座種別

カナダの銀行口座は主に二種類あります。留学・ワーキングホリデーの方は、通常はChequing口座が一つあれば十分で、資金に余裕のある方は追加でSaving口座を持つ事もあります。


日本でいう普通口座に当座の機能(小切手発行)が付いたようなもの。日常的にお金の引き落とし・預け入れを自由に行えます(ただし指定回数以上は通常は手数料が発生する)。チェック(小切手)の発行も出来るのが特徴です。毎月の最低残高を満たさないと月数ドルの管理費をとられるのが通常です。一日の引き落とし額上限も設定されます(初期状態は500ドル程度)。
日本でいう定期預金口座にあたります。引き落としの予定が無い高額のお金がある場合は利用するとよいでしょう。一般的に日本よりも高い利子が毎月支払われます。管理費は通常、残高に関わらずかかりませんが、引き落としには制限があります(例:2回以上の引き落としは手数料がかかる等)。その他細かいサービスはプランによってマチマチです。

観光ビザの人は注意

観光ビザの場合は、口座を作れないケースが一般的です。短期であれば、国際キャッシュカード、クレジットカードなどで対応できますが、数ヶ月以上となると生活上不便が出てくるかもしれません。

実は、一部の銀行支店では観光ビザの人でも口座を開く事が出来ます。Jpcanada会員の方でご希望の方にはサポートさせていただくことも可能ですので、気軽に担当カウンセラーかスタッフまでお尋ね下さい。

SIN(社会保険番号)の申請

SIN(Social Insurance Number)とは、カナダで働いて給料をもらうのに必要な、社会保険番号の事を言います。保険や税金、所得などの管理もすべてこの番号で行われています。仕事を見つけたら、この番号を雇用主に伝える必要がありますので、ワーキングホリデーの方は早めに取得することをお勧めします。

申請料金は無料で、再発行する場合のみ10ドルがかかります。

バンクーバーの場合、ダウンタウンにあるシンクレアセンター(Sinclair Centre)の地下1階にあるカナダ政府のオフィスで手続きが可能です。申請書を事前に用意する必要はなく、「パスポート」と「ワーキングホリデーのビザ」だけ持ってオフィスまで直接行きましょう。手続きの際には住所(ホテルやエージェントは不可)が必要です。

在留届
バンクーバーへ到着後、在バンクーバー日本領事館にて、「在留届」を提出してください。直接、在バンクーバー日本領事館にて、書類を受け取り、提出することも可能ですし、オンラインで届け出をすることも可能です。手続きには、バンクーバーでの、正確な滞在先住所が必要となります。
公共交通機関を使おう
バンクーバー周辺は交通機関でどこでも簡単にアクセスできます。

TransLinkという会社が、以下3タイプの交通手段を提供しています。

  • バス(ダウンタウン周辺はトロリーバス)
  • シーバス(フェリー)
  • スカイトレイン(全自動無人電車)

提供地域は3つのエリア(ゾーン)に区切られており、運賃はゾーン内、ゾーンを一つまたぐ場合、ゾーンを二つまたぐ場合の3パターンに分けられます。バスのみの利用であれば終日1Zone料金です。土日祝日の終日および平日の18時半以降は全ての乗り物が誰でも1Zone料金で利用可能です。

マップで色で分けられている地域がゾーンです。ダウンタウンは黄色の一番上付近にあります。

また、Compass Cardと呼ばれる日本のSuicaのようなプリペイド式カードにあらかじめチャージをしておいた場合「Stored Value」料金というお得な料金が適用されます。

移動距離 片道 Stored Value 定期(一ヶ月)
1zone $2.85 $2.20 $93
2zone $4.10 $3.25 $126
3zone $5.60 $4.30 $172
チケット購入と乗車

Compass Cardがない場合の乗車方法ですが、バスは日本と同じようにバスの中で支払いをします。入り口で機械にお金を入れてドライバーに行き先を伝えるとその区間のチケットを発行してくれます。おつりは出ませんので小銭をぴったり用意しないといけません。この点はやや不便に感じることかと思います。

シーバス・スカイトレインはそれぞれの駅に券売機があります。係員が常にホームや車内を巡回しており、無作為にチケット所持の確認をしますので、バス・スカイトレインなどを利用する時は必ず購入しましょう。チケットを所持していないと、罰金で150~200ドルの支払いが科せられるそうです。

Trans Linkの割引サービス
バスの場合は曜日に関わらず終日、スカイトレインやシーバスを理由する場合も平日18:30以降、及び土・日・祝日は全てのゾーンが1zoneの金額で乗車できます。
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