2回にわたってKoji君のお話をお届けしてきました。最終回の今回はいよいよ英語教授法コースについてです。
[wp-svg-icons icon=”question” wrap=”i”]英語教授法のコースについて、具体的に教えてください。
語学コースのあと2つ目に取ったのがTESOLです。英語の教授法を学ぶもので、どのように英語を教えるとわかりやすいのかと言うことを、実践を通しながら学びました。将来教員になった時に役立つと思い学びました。
TESOLは種類がいくつかありましたが、そのうちのベーシックとミドルスクールのコースをとりました。ベーシックでは英語をどのような教授法で教えるのかという基礎の部分知識を学びました。それを元にミドルスクールでは実際に教授練習の中に組み込んでいき実践的に使っていきました。
TESOLコースは話すスピードや内容などはやはりレベルが高いなと感じました。使われる英語も専門的になっていき普段の学校のクラスをすべて英語でやっている感覚なので精神的に集中力が問われたきがします。しかし先生や友達が優しくわからないところも実際にお手本を見せてくれ理解することができました。
ペアやグループワークも多く楽しく学べました。語学学校に比べると宿題や授業の計画を考えたり準備したりするのがとても大変でした。
また実際に教壇に立ち、授業を他の生徒の前でしました。はじめは何をすればわからないと思いましたが、先生がしっかりと手本も見せてくれるので安心してできました。授業の準備を夜通しで考えたときもありましたが、実際にクラスでやり成功したときはとてもうれしかったです。
[wp-svg-icons icon=”question” wrap=”i”]留学で成し遂げたことというとなんでしょうか?
1つはやはりTESOLの資格の勉強をやりきったことです。これは留学の1番の目的でしたので1番力を入れて取り組みました。もう1つがバイトです。4ヶ月と言う短い時間でしたが同僚とのコミュニケーション、接客と全てが英語の中でやりきろうと頑張りました。最初は失敗だらけでしんどかったですが途中からは楽しくバイトもでき、英語の上達も感じられました。
[wp-svg-icons icon=”question” wrap=”i”]教員採用試験に合格したそうですね。おめでとうございます!留学はどのように役立ちましたか?
ありがとうございます。1番はやはり自分が1番目標にしていた語学力のアップです。とくにスピーキングとリスニングです。英語の実技試験を受ける上でスピーキング、リスニングと自信を持てて対応することができました。留学でスピーキング、リスニングに力を入れていたおかげだと思います。また、人と話すコミュニケーション能力という面でも、留学先では毎日が新しい人と話すと言うような経験ばかりだったので自分の考えをしっかりと話すことができました。
また面接を受ける上で、話題の1つにもなりました。そこで留学で何をまなんだか、何を感じたかを話していく上で面接官の心をグッとつかむことができたと思います。
[wp-svg-icons icon=”question” wrap=”i”]これから留学をする後輩たちに一言お願いします!
最初は不安なことが多く大変なことがあり英語の上達も感じられないことがたくさんあると思いますが、何事も飛び込んでチャレンジすることが大事だと思いました。するとみるみる環境が変わり何もかもが居心地よく感じてくると思います。
Don’t be shy!!
帰国して半年ほどたち、現在は大学卒業までにTOEIC920点以上を取ることに引き続き勉強を続けていらっしゃるそうです。
カナダで得たものを武器に、ぜひ、頑張ってくださいね!