一番の理由は、バンクーバー内で唯一、grammer, reading&writing, listening, communication
の各分野でレベル分けするシステムを取り入れていること。学校教育から離れて数年が経ち、学んだことはほとんど忘れ、スピーキングやリスニングには全く自信がなかった私にとって、きめ細かいレベル分けシステムは効率的に勉強するにはもってこいの環境に思えました。
もう一つは、学生数の多さや国籍比率。「いろんな国の人に会ってみたい」という漠然とした思いと、初めての海外生活に伴う不安感や情報交換の必要性から「日本人の友達もほしい」という思いを抱いていたのですが、それに応えてくれる学校だと感じました。「日本人の学生が一定数いたら、英語が伸びないんじゃないの?」と入学前は少し不安もありましたが、「English only policy」がびっくりするほど厳しく徹底されていて、校内では見事に英語一色。日本人同士だからといって、英語で会話することに恥ずかしさを感じる余裕もないほどでした。
クラスメイトにはどんな人がいますか?
キャンパスの国籍比率はおおよそで、日本20%、韓国25%、南米15%、中東25%、台湾・中国10
%、その他5%。基本的には各クラス内の比率もこれに準じていると思います。出会った学生の大半が20
代でしたが、高校生から社会人経験者まで年齢層も幅広く、いろいろな視点を持った人たちがいました。これから海外に行くいう人たちが体験される新鮮な驚きを台無しにしたくはないので、あまり具体的には書けないですが、食事や挨拶、友人・恋愛関係など、日本で体験してきたことだけでははかれないものがあることに、改めて気づかされました。ひとついえることは、フレンドリーで親切な学生が多いこと。入学前は、どんな人がいるのか、いじめられたりしないか、などつきない不安に囚われがちになりましたが、たとえ言葉が通じなくても、友達になりたいという思いと笑顔があれば大丈夫です!!
学校の授業はいかがですか?・先生はどんな人ですか? 進度や、先生の話し方、内容、難しさ、授業の進め方などなど教えてください。
授業はgrammer, reading&writing, listening, communicationごとに違うクラスで行われます。先生も各クラスごとに違うので、1クラスで一日が進行するシステムに比べて、より多くの生徒や先生に会うことができます。KGICを選んでよかったと思う大きな理由の一つは、色々なバックグラウンドや性格を持ちながら、英語教育に長けている先生達が、授業をうまく進行してくれるところ。1~1.5時間の授業で、生徒を飽きさせることなく、根気強く丁寧に教えてくれました。授業の進行は学校独自の教材に沿って進められますが、そこにこだわりすぎることなく、新聞記事やPOP musicを活用して臨機応変に授業を進めてくれることもありました。入学初日と月末にレベル判定のテストがあり、結果によって上のレベルにムーブアップできるので、自分の成長具合を把握でき、モチベーション維持にも最適な環境です。授業に難しさを感じるのは、ムーブアップしてまもないとき。周りの生徒の英語力に圧倒されて不安になることもありましたが、それに慣れて動じなくなっている自分に気づいたとき、成長したんだと感じることができました。
“宿題は多いですか?どんなものがどのくらい出ますか?
宿題は先生やレベルによって出る量や難易度が違いますし、感じ方は本当に人それぞれなので一概には言えませんが、少なくとも「間に合わなくてなんともならない!」ということはありませんでした。基本的にgrammer, writing&readingのクラスで出されることが多いと思いますが、テキストを解いたり、エッセーを書いたりといったものが中心でした。頻度は平均して隔日ペースだったように思います。そのほかのクラスでは、授業で実施される5~10分程度のプレゼンテーションに向けて、家での準備が必要な場合もありました。
明日は、通学した感想やクラスメートのお話をご紹介します。
カナダ生活(参加人数99人)