正式には就学許可 (Student Permit)と呼ばれるもので、6ヶ月以上学校に通う場合に取得が必要です。
最初は短期留学のつもりでも、渡航後に延長して長期になる可能性がある人も、事前に申請しておくよう推奨されています。(学生ビザ必要書類の詳細)
(カナダ渡航後に新規で学生ビザを申請する場合、手間も時間もかかります。)
申請には十分な留学資金の証明や、バイオメトリクス手続きが必要となります。
なお通学先については、Designated Learning Institutionという政府認定のDLIナンバーを持っている学校が発行する入学許可証も必要です。
日本など、カナダ国外で申請をした場合は、審査が完了すると、許可通知が届きます(※)。
この許可通知をもってカナダに入国をすると、審査官が正式な学生ビザを発行してくれます。
(※カナダ国内で延長手続きをした場合は、許可通知ではなく学生ビザ原本が届きます。)
バイオメトリクスとは
15歳~78歳の方が必要な、指紋と写真撮影による個人認証手続きです。
日本国内では東京・大阪で手続き可能です。
1度行えば10年間有効となります。
現在日本では、東京・大阪にあるVFS.GLOBALで手続きが可能です。
カナダ国内では各地のService Canada Officeで手続きができます(全てのSCOでできるわけではないのでご注意ください)。
留学生によるアルバイト
留学生でも、一定の条件を満たせば就労が可能となります。
Off campus workといって、条件を満たしている人の学生ビザには働いてもよい旨記載されています。
この場合、通学期間中は週20時間まで、春休み、夏休み、冬休みなどのScheduled break(学校が定めているブレイク期間)の間はフルタイムでアルバイトが可能となります。
オフキャンパス就労の条件
- 6か月以上のフルタイムプログラムに申し込みしていること
- Academic、Vocationalなどの本科プログラムであること(ESL不可※)
- 有効な学生ビザを保持し、オフキャンパス就労のコンディションであること
- 有効なSocial Insurance Numberを保持していること
※語学学校に通っている人の場合は、ワーキングホリデービザであればアルバイトが可能です。
その他、就労経験を得るためのCo-opビザなどもあります。
留学生のための就労ビザについてはこちらのページをご覧ください
学生ビザ申請手続きの流れ
- DLI指定の学校に申し込みをする
- 学校から入学許可証(Letter of Acceptance)が発行される
- 学生ビザの申請を行う
- バイオメトリクス認証の案内レターがくる
- バイオレターが届いてから通常30日以内に最寄りのビザセンターで手続きを行う
- 審査が進み、移民局より就学許可証が発行される
(学生ビザの延長手続きをした場合は、学生ビザ原本が郵送される) - 就学許可証の期限までにカナダに渡航
- カナダ入国時に正式な学生ビザ(Study Permit)が発行される
任せて安心コンサルタントによるビザ代理申請
複雑なビザ申請の代行手続きが可能です。皆様のビザ申請を一人一人のバックグラウンドをしっかり確認しながら行いますのでご安心ください!
渡航前の方のeTA申請代行や、カナダにいらっしゃる方の観光ビザ申請代行も承っております。
学校手続きがまだの方はもちろん、既に学校手続き済みでビザだけ依頼したいという方もお気軽にどうぞ。
詳しくはこちら→Jpcanadaのビザ代理申請サービス