去年の7月のイベントには15人ものパネリストの応募がありましたが、今回は3月の旅行の季節というのもあり、パネルの応募者が少なく小さなグループでのチャレンジとなりました。
立候補していただいたのは、バンクーバー滞在まだ5週間のHarukaさんと、いらしたばかりのEriさん、そして帰国の迫る、Naoさんでした。
3人は企画から始め、ミーティングを重ね、そして2つのトピックについてのプレゼンを各自発表してくれました。
HarukaさんとEriさんは日本の「キャラ弁」について。こちらでも、日本通の若者にはとても興味津々のキャラクター弁
当について、パワーポイントで色々な写真を用意して、その作り方や何でできているか?などをクイズ形式に、来場者と
のインタラクティブなプレゼンをしてくれました。
Naoさんは、アニメ「Summer wars」に出てきた「花札」についてのプレゼン。前もって準備したたくさんのパワーポイントの画像を使ってアニメの紹介と花札の歴史や遊び方など、とてもわかり易く説明を加えながら発表してくれました。
日本語でもカードのヤクや勝ち負けの説明は難しいと思いますが、これを英語でチャレンジしたNaoさん、とても頑張りましたね。
プレゼンの後は、用意していた実物の花札を使って、実際に遊び方を来場者と実践してみたのは、とても良かったと思います。
日本では、なかなかプレゼンの機会はまだ少ないようですが、カナダでは子供の時から「Show&Tell」と言って、自分自身についてやShare したい事について発表の機会がたくさんあります。
人前で話す事、人にわかりやすく説明すること、自分の話したいことをどのように伝えるかを機会を重ねながら、学んでいきます。そしてQ&Aで質問を受けたりインタラクティブに理解を深めることも大事です。
また、一般のボランティアの方も他のカナダ人のボランティアのメンバーと協力し合って仕事をこなしていただきご苦労様でした!
3ヶ月かけての手作りコスプレ 能のデモストレーション 「戦隊」のスペシャリスト
<Naoさんの感想をご紹介します>
応募の理由は、見ず知らずの人に英語でプレゼンできるいい機会だと思ったからです。
持ち時間は30分あり、テーマは「日本に関することならなんでも」ということでしたので、私は映画『サマーウォーズ』に出てくる「花札」をテーマにしました。
調べたことを聞き手に伝わるように英語で表現する、というのは非常に難しい作業でしたが、花札そのものを準備できたこともあって、楽しんでもらえることができました。
今回の経験は、英語の勉強になった、というのはもちろんですが、私自身が日本文化を知るいい機会になりましたし、まったく面識のない人に何かを伝えるプレゼンの難しさ・面白さを、身をもって体験することができました。ものすごくいい体験ができたと思っています。
また、J-Festに参加している人はボランティアも含め、カナダ人が多かったので、日本のサブカルチャーって思った以上に愛されているなー、と思いました。日本に興味のある人が多いので、話しやすい雰囲気も良かったです。
日本でいくら「日本のアニメが海外で人気」みたいな記事を読んでも半信半疑だったのですが、実際目の当たりにできて良かったな、とも思います。
おかげさまで楽しい時間を過ごすことができました!!JP Canadaさん、ありがとうございます。Nao
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