Clothing Bankとは定期的に地域の生活の困難な方たちにオープンされている、衣類を無料でもらうことができるサービスで、これらの衣料は一般からのドネーション(寄付)で成り立っています。
私達の仕事は集められた衣類を性別と子供用に分けてラックにハンガーで掛けてゆく仕事で、仕分けの注意も必要です。
最初に団体の担当者の方(珍しく日本人のスタッフさん)から説明を受けて始めましたが、その説明の中で「コモンセンスの違い」という視点を話されました。
寄付する方達のサイドの話なんですが、あげるものだからということで、状態の悪い衣類もそのまま入っていて、それを私達が見分けながら、作業する必要があるということで、なかなか考えさせられる内容でした。
あげる方ともらう方、両方の立場を垣間見る経験になり、豊かな国で生きてきた日本人の私達にもこのような地域サービスのあり方を体験する良い機会になりました。
ボランティア中も日本と比べながら、このような要らなくなった衣類の活用法や、日本だったら?、、という話もたくさん出て、今回参加されたボランティアの方たちと有意義な会話も交わすことが出来ました。
ボランティアにいらしてくださったみなさん、お疲れ様でした!今回色々勉強になりましたね^^
ボランティアの感想をご紹介させていただきます。
少しでも誰かの役に立てたことがとても嬉しいです。
収集された衣類の量にまず驚きましたが、新品~クタクタなもの、ましてやゴミ?(確か一袋あったはず)まで、質の違いにも大変驚きました。先方の方がおっしゃっていたcommon senceが難しいということの意味を理解しました。こちらのボランティアを通して、「誰かのために何かをする」ことは、大切なことだけど、相手や関係する人の立場になって考え行動に移すことが必要だと感じました。お恥ずかしながら、初めてのボランティアでしたが、堅苦しくなくて、充実した時間が過ごせました。この機会をくださってありがとうございました。S.U