「ビザ有り&引換証無し」ケース
あなたは
・ワーキングホリデーを予定していて、
・現在まだ引換証が届いていない方、あるいは、カナダ入国後にカナダでビザを申請する予定の方ですね。
(もし違う場合は質問1からやり直して下さい)
※長いですが、しっかりと全てお読み下さい。
まず、あなたは、今回は、「観光(ビザ無し)」での入国となるということをしっかりと認識して下さい。
この場合は、お手元にある航空券が、半年以内に日本へ帰国する予定のチケットであることを再確認してください。
なぜなら、あなたは(最終的には何かのビザを予定していたとしても)観光(ビザ無し)での入国となりますので、半年以内に日本へ帰る航空券が必要となるためです。
審査は1段階(入国審査のみ)ですが、この審査で怪しまれてしまうと、別室で厳しい審査を受けることになりますので、以下の説明をしっかりと読んで、入国審査のみで通過できるよう、心の準備をお願いします。
ひとりの入国審査官は、毎日100人以上の入国者の審査をしています。彼らの役割は極めてシンプルです。
「この人は怪しくない」と判断したら、カナダへの入国を許可します。
「この人は怪しい」と判断したら、別室へ送ります。それだけです。
言い換えると、入国審査官に「この人は怪しい」と判断されたとしても、その場で入国拒否になることは決してない(その判断は別室の審査官が判断する)のです。つまり、最初の入国審査では、あまりおどおどせずに、できるだけ堂々とすることが、「怪しくない」と判定される重要なポイントとなります。
なお、ひとりの入国審査官が、1日に何十人もの人を別室へ送るということはありません。実際には、ほとんどの人を「怪しくない」と判断してくれます。
繰り返しますが、最初の入国審査においては、「怪しまれない」ことが最大のポイントとなります。
堂々としていて、なおかつ、入国の目的と航空券の内容が合致している人は、怪しまれる可能性が低いです。
※「ワーキングホリデー申請中+抽選に合格後」の方(ビザ審査中の方)は例外です。詳細は後述します。
1ヶ月以内の往復航空券をお持ちの方は、難しく考えずに「旅行者」として入国します。航空券(E チケット)と入国審査機でプリントアウトされた紙を渡して、にっこり笑って「Sightseeing」とだけ言って入国してください。
何か英語で質問されても、わからなければ「I can’t understand」と答えてください。
それ以外の方は、1ヶ月以上6ヶ月以内学校へ通う予定の方かと思います。まず、航空券(Eチケット)の帰国日が、学校終了予定日よりも後になっていることを確認してください。(もしもそうでない場合は、担当カウンセラーに相談してください。)
入国審査官には、
– 航空券(Eチケット)
– 入学許可証
– 入国審査機でプリントアウトされた紙
を渡して「I am going to study English for ●months」(●は学校通学予定の月数が入ります)と説明して入国してください。
それ以外の質問をされることもありますが、わからない場合は、素直に「I can’t understand」と回答してください。英語がわからないのに、安易に「YES」「NO」と回答しないでください。
通常は、英語がわからない人に対して、それ以上の難しい質問はしません。
審査が無事に通過した場合は、パスポートに、入国日付入りのカナダのスタンプが押されます(スタンプが省略されることも多いです)。この場合、航空券の帰国日とは関係なく、入国日から6 か月間の滞在が可能です。
この場合は、怪しい・怪しくないの判断ではなく、「この人はビザを審査中である」という判断で、別室での審査となってしまう場合があります。あなたがワーキングホリデービザの抽選に当選した後、ビザサポートチームは数日で申請を完了させているはずですが、その後、どのタイミングで、「この人はビザを申請中である」という情報が入国審査官に伝わってしまうのかは、様々な状況によって異なります。ですので、この状況に当てはまる方は、別室へ行くように指示されたとしても、それは「怪しまれた」という理由ではないですから、あまりびっくりする必要はありません。後述の<別室での審査>をご覧ください。
以前は、ワーキングホリデービザの引換証を持っていたとしても、観光ビザで入国できるケースがたくさんありましたが、2014年6月以降は、その方法はほとんど通用しません。引換証を持っている人は、最初にカナダへ入国した時点で、自動的にワーキングホリデービザが発給されてしまうケースがほとんどです。
また、中には、ワーキングホリデービザ申請中(結果がまだ送られて来ていない)状況でも、入国審査官の情報端末で「審査通過」という情報が出て来た場合は、今回の入国時点からワーキングホリデービザが発給されるケースもあります。このように、「ワーキングホリデー申請中+抽選に合格)」の場合(ビザ審査中の場合)は、入国時にワーキングホリデービザが発給されるかどうかは、全て審査官の判断となります。
入国審査終了後、別室での審査が必要と言われた場合は、別室での審査を受けずに外へ出てはいけません。
別室は、入国審査ブースの右手前方となります。

写真のところへ進み、そこに立っている係官に書類を渡してください。別室の混雑度合いによって、そのまま別室へ進むように指示される場合と、最初にスーツケースを取ってくるように指示される場合があります。先にスーツケースを取る場合でも、必ず同じ場所に戻ってください。
別室では、必要書類を全て手渡して下さい。別室では、正直に自分が学校へ通う期間について「I am going to study English for ●months」(●は通学予定の月数が入ります)と説明してください。
ワーキングホリデービザの質問をされる可能性が高いですが、「No Working Holiday, This time」「I am going to go back to Japan after school」と説明してください。
カナダでワーキングホリデービザへ切り替える予定であっても、それは、観光ビザで入国する「理由」としては不適切です。
入国審査官は役人ですので、本音がそうであっても、「半年以内に日本へ帰る予定」という建前で説明してください。もちろん、そのような建前であっても、カナダ入国後に気持ちが変化し、結果的にカナダ国内でビザを切り替える事になったとしても何の問題もありませんし、もちろん合法ですから、安心してください。
あなたは往復の航空券を持っています。おどおどせずに、ここでは「航空券の通り日本へ帰国する予定である」という「建前」を優先させてください
なお、質問された英語がよくわからない場合は、素直に「I can’t understand」と回答してください。
英語がわからないのに、安易に「YES」「NO」と回答しないでください。
通常は、英語がわからない人に対して、それ以上の難しい質問はしません。(あるいは日本語通訳の人を連れてきてくれます)。
もしも、この審査で非常に深刻なトラブル(例:なかなか部屋から出してくれない、更に別室へ連れて行かれる)になった場合は、紙に「My Agent 604-313-6513」と書いて手渡してください。
【重要】紙を渡すのは、例にあるような深刻なトラブルになった場合のみです。
ビザ無しでカナダへ空路で入国される方は、eTA(電子渡航申請書)を申請する必要があります。eTA の申請が無い場合、カナダへ入国することができません。
eTA申請について
重要1★ワーキングホリデービザや学生ビザを申請していない方は、渡航前にeTAを申請してください。
重要2★eTAがない方はカナダに入国できません! (スマートフォンからも申請できます。)
重要3★カナダ政府側の都合により、申請ルールが急に変更となる場合があります。
日本人がアメリカに入国する際に ESTA の申請が必要ですが、カナダでも 2016年9月30日から同様のシステム(eTA)が導入されました。
カナダに空路で渡航する際に必要となる新しい認証システムです。eTA はご本人のパスポートに電子的にリンクされ、有効期間は最長 5 年間、またはパスポートの有効期限までとなります。
はい、関係ある可能性が高いです。現在、カナダへビザなしで渡航される方は全員eTAの申請が必要です。eTAの許可がない場合、空港のカウンターで指摘され、飛行機に乗ることができません。また、ビザありの方も、ビザを取得した後にパスポートを更新した場合は、eTAの再申請が必要となります。お気を付けください。
日本人は空路でカナダに渡航する前に eTA を取得しなければなりません。 (陸路・海路の場合は不要です)
2016年9月30日以降、空路でカナダへ入国する場合、必ず必要となります。
eTA の申請は、オンラインの簡単な手続きにより数分で行えます。
スマートフォンからでも申請可能です。
必要なものは、
– パスポート
– クレジットカード(海外での利用許可を得てください)
– Eメールアドレスです。
取得料金は 7 カナダドル(クレジットカードで支払い)で、有効期間は最長 5 年間です。
eTA の申請自体は英語となりますが、申請をするための詳細な説明が日本語で用意されております。
申請の際はこちらのページ(日本語)を参考にしてください。申請もこのページから行えます。
※eTA 申請に自信がない方は、航空券を購入された旅行代理店へ個別にご相談ください。
入国審査終了後
入国審査終了後は、ターンテーブルで自分の荷物を取ります。
自分のフライト番号が書かれているターンテーブルを探してください。
自分のフライトのターンテーブルで荷物が見つからない場合(特に、大きな荷物、段ボール、壊れ物等)は、フライト番号とは関係なく、出口に向かって左側の35番テーブルから出てくることもあります。
荷物を受け取った後は、出口(写真)でキオスクのレシートを係員に手渡します。
※以前は手渡すのは税関申告書でしたが、現在はキオスクで発行されたレシートとなっています。

そのまま人の流れにそって1分ほど進み、information ブースの右側を通り抜けます。

出迎えサービスご利用の方
ブースを超えてすぐ左の木彫り像周辺がお待ちいただく場所です。
バンクーバー国際空港に到着しましたら、事前に登録しておく送迎担当のLINEを通じて、具体的な待ち合わせ場所などの連絡を取っていただいています。到着時刻が変更の場合でも対応しますので、ご安心下さい。

先に到着した生徒をスタッフが移動させている場合もあります。慌てずにその場でお待ち下さい。
15分以上待っても折り返しの連絡が無い場合は、念のため、以下へお電話ください。
604-684-5722(平日(祝日除く)午前10時~午後6時)
604-313-6513(それ以外)
以下にお電話ください。※2〜3時間程度の遅れであれば連絡不要です。
日本時間で火曜~土曜(祝祭日を除く)の場合:03-3294-0077(Jpcanada 東京オフィス)
時間帯や場所の関係で、上記では連絡が取れない場合:1-604-313-6513(カナダの緊急連絡先)
バンクーバー国際空港では無料Wifi サービスが使えます。
混雑等の理由でビザ審査が長引いている場合は、スマートフォンよりjp@jpcanada.com 宛てにメールでご一報いただけますと幸いです。
(平日(祝日除く)午前10時~午後6時)
上記待ち合わせ場所の木彫りの人形は国際線ターミナルにあります。
「International Ternimanl」という表示を探し、国際線ターミナルへ移動してください。
なお、移動に際して3階国内線出発ロビー(Departures)に上がると、国際線ターミナルまで【室内移動】ができます。
国際線出発ロビーまで来たら、2階国際線到着ロビーに下りると、木彫りの人形が見えます。